このページでは、過去のニュース記事を再掲しています。

メダカ界2008ビッグニュース 幹之メダカ

幹之メダカについて

2007年、第1回めだか品評会に愛媛県 菅さんより出品。めだかの館賞を受賞したメダカです。菅さんの娘さんの名前を頂き【幹之（みゆき）】と命名。その後、メダカ村で預かり、他種のメダ力と交配中。体色は白、黄、青、錦(ブチ)。体型は普通種、ダルマ、半ダルマ。

品評会において人気投票では、票を得る事ができませんでした。インターネットの人気投票でも、票を得る事ができませんでした。品評会中に訪れたテレビ局の方々には大変人気で、各テレビ局4社、新聞社など全社に取材され、何度もテレビで紹介されました。
 
品評会での出品名は【背中光強メダカ】です。人気投票で票が得られなかった理由と
して、
  • 出品名の光強、光(ホタル)メダカの光が強いだけと思い、見学者の興味を引けなかった。
  • 品評会はガラス水槽で横から見るため、光の特徴がよく見えなかった。
  • 黒い器に入れ、上から見てもらうと光強が理解してもらえたと思うが、審査を公平にするため特別扱いはできなかった。
などが考えられます。
今回の幹之の写真は、現在(平成20年1月)の写真を載せています。5ヶ月間で光は増し、プラチナのごとく光るようになりました。黒い器での撮影、光がよく確認でき、魅力的です。

 

幹之メダカの特徴

  • 体型は光(ホタル)メダカとは異なり、普通種体型です。
  • 光(ホタル)メダカの光は、腹の虹色細胞が背中に移った虹色細胞の光であるが、幹之メダカの光は何の光なのか不明。
  • 光(ホタル)メダカの光る場所は、背ビレの前が光っているが、幹之の光に後ろが多く、尾ビレや腹ビレなど、ヒレ部にも多く見られる。
  • 背中、ヒレ以外にも光を発見。遺伝を確認のため交配中。
  • 昨年、幹之×幹之の交配により、F1数匹に光の遺伝は確認済み。遺伝率は現在不明。
  • 光はS寸では確認できず、M寸にて確認。光の範囲が広くなるのを確認。Lにて光がどう変化するのか、今後の楽しみ。
  • 光強×光強、F1×F1、兄弟×兄弟、光強×異種など15以上の水槽にて交配観察していますが、何か不思議なメダカです。
ずれにせよ、私の9年間の知っているメダカ知識には無い、新メダカと思っています。現在、他種との交配を楽しんでいます。２〜3年の内には、"幹之新種シリーズ"が完成される事を夢み、幹之メダカの紹介とします。
 
めだかの館カタログNo.7(2008年)より再掲

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